獣医師のプライベート2022.02.14

獣医師の恋愛事情の実態とは?!

動物病院へ行くと優しくペットの健康を気遣ってくれ、処置をしてくれる獣医師。そんな自分のペットの主治医に惹かれてしまった…なんて人はいらっしゃるかもしれません。
全国的には3万人程いる獣医師ですが、他の職業に比べると人数は少なく、出会う場は少ないかと思います。
そんな獣医師の恋愛事情を、現役獣医師がこっそり解説します!

目次

  1. 獣医師が付き合うことの多い人
  2. 実は少ない獣医師の出会いの場
  3. 獣医師の仕事はこんな感じ
  4. 獣医師への一般的な印象
  5. 獣医師の実態
  6. 獣医師は離婚率が高い⁈
  7. どうやってアプローチするべき?
  8. まとめ

獣医師が付き合うことの多い人

仕事が忙しく、なかなか外に出ることの少ない獣医師は出会いの場が限られていることが多いです。獣医師はどんな人と付き合うことが多いのか見てみましょう。

1.獣医師同士
学生時代の同級生や職場の同僚獣医師など、獣医師同士でお付き合いをしている人たちは多くいます。高校を卒業してすぐ大学に入学し、そこから6年間共に勉強をして国家試験を乗り越えた同級生はより結束力が強く、お付き合いから結婚へ繋がる事はとても多い例です。
診療の話をしたり、勉強の話をしたり…と話題に事欠かないのはメリットですが、仕事場を離れても仕事の話が出てしまうのがデメリットですね。

2.職場の同僚(動物看護師など)
朝から晩まで診療を行っており、休みの日は勉強をして…という生活をしている獣医師は、やはり仕事場以外に出会いの場が少なく、また看護師さんや受付さんは女性の割合が多い為男性獣医師は職場内で看護師さんや受付さんとお付き合いをする人も多くいます。
しっかりと診療をして頼もしい獣医師と親身にサポートしてくれる看護師さんの組み合わせは、獣医師界では意外と多い組み合わせです。

3.動物好きの人
患者様や動物好きのコミュニティーで出会いお付き合いをする、という獣医師も多くいます。某女性芸能人も担当のイケメン獣医師とお付き合いをしている…といった報道も、昔有名になりました。

実は少ない獣医師の出会いの場

獣医師は朝から晩まで病院で仕事を行い、休みの日は勉強をしている…といった先生が多く、出会いの場はとても少ないです。現役獣医師はどんな場所で出会ってお付き合いをしているのでしょうか?

・大学
大学は一番多い出会いの場ではないでしょうか。同じ獣医学部の同級生から、先輩後輩、他学部の学生等、幅広い人達と出会えるのが大学時代です。また研修医になり大学に勤務することで新たな出会いがあったという獣医師もいます。

・病院内
勤務する病院内のスタッフ、患者様は大学に次ぐ出会いの場です。診察の合間に動物の話をしたり雑談をしたり、一日の大半を過ごす場所で共通する話も多くなるため親近感を得やすいと感じます。

獣医師の仕事はこんな感じ

もちろん人によっても異なりますが、獣医師の一日は小動物臨床獣医師の場合ほとんど同じでしょう。例としてご紹介します。

・出勤:出勤すると前日からの入院動物の管理や、送付されてきた検査結果の確認、診療の準備などを行います。

・午前の診察:午前中の診察を行いながら、お昼にある手術を行う動物の預かりや検査を並行して行います。診察もレントゲンを撮ったり血液検査を行ったり、エコー検査を行ったり…。獣医師は内科外科皮膚科整形外科等すべての科を診療しますので、様々な検査や診察を行います。

・お昼:お昼休憩を取った後は、手術です。多くの病院は昼休憩の後、午後の診療前に手術を行っています。手術が多く入っている場合、長引きそうな場合はお昼休憩が短くなる場合もあります。

・午後の診察:手術が終わるともう午後の診察です。手術後の動物の管理も行いながら、午後の診療を行います。検査センターの集荷が来るのも午後のことが多いので、書類作成等の事務作業も行わなければいけません。

・退勤:退勤前には入院動物の管理や確認、次の日への引き継ぎを行います。

・休みの日:休みの日の過ごし方は人それぞれですが…獣医師は休みの日もセミナーへ行ったり、勉強をしたりしている人が多いように思います。自分の担当の患者様の緊急事項があれば連絡が来ることもあります。

獣医師への一般的な印象

獣医師への一般的な印象はどんな感じでしょうか?筆者の周りの人達に獣医師へのイメージを聞いてみました!

①優しそう
ダントツに多かったのは「優しそう」でした。毎日言葉の話せない可愛い動物たちの診療を行っているので、そのようなイメージが多いのでしょう。

②頼れる
先生として診療して病気を治す、ときには患者様にアドバイスも行う、しっかりしていて頼れる人が多いのではないか?というイメージが多くありました。

③お給料が良さそう
6年間も大学に行って取った国家資格、『(獣)医師』ということでお給料は良いイメージ!という意見がありました。

獣医師の実態

一般的なイメージに比べて、実際の獣医師の実態はどうでしょうか?あくまでの筆者の周りの獣医師の例ですが、こんな人が多い!という例をご紹介します。

①動物好きで優しい
動物が大好きで、動物に対して優しい人がとても多いです。一見強面の先生も、犬猫を前にすると赤ちゃん言葉になってしまったり、入院部屋でこっそり動物と戯れていたり…(笑)もちろん糞尿にまみれたりと大変なことも多々ありますので、やはり動物が好きではないと続けられないお仕事ですね。

②仕事は頼れるけど...?!
診療中はとても頼りになる先生。しかし一歩診療を離れると、そこまで頼りにならない…?!という人もいます。病院内ではしっかりとサポートしてくださる看護師さんがいます。診療を先読みして仕事を行ってくれる看護師さんもいるので、サポートに甘えてしまっていて実はしっかりとしてない…という獣医師も多いです。

③お給料は...?
お給料が高いイメージの獣医師ですが、初任給は一般企業の新卒採用とほとんど変わりません。その上なかなか昇給がない/基準が明確ではない病院もあり、キャリアを積んでも同じ年齢の一般企業のサラリーマンよりも年収が低い例もあります。
朝から晩まで病院にいて、お休みの日も担当患者さんを考えて心が落ち着かない日々を考えると、お給料が低い!と考える獣医師も多いようです。

獣医師は離婚率が高い⁈

獣医師業界では獣医師同士は離婚が多い…と言われていることも。同じ職業で話が合いお互いを理解できそうですが、なぜ離婚が多いと言われているのでしょうか?

・同業同士でケンカになる
獣医師同士の結婚では、二人で開業する事例が多いように感じます。職場でも家でも24時間一緒にいることでケンカになることも多いようです。

・忙しくて家族とすれちがう
朝から晩まで仕事に追われている獣医師は、すれ違いも多く家族の時間がなかなかとれない例も多いようです。特に開業獣医師は毎日の診療に経営に…とやるべきことが多く忙しい毎日です。お互いの理解がないと不満が出やすい環境にはなってしまうでしょう。

どうやってアプローチするべき?

気になっている獣医師にアプローチしたい!と思っている場合、どのようにアプローチするのが良いでしょう?人によっても好みのポイントは異なると思いますが、参考にしてみてください!

・繁忙期は避けて
3月後半頃から6月頃までは狂犬病予防注射のシーズンで、動物病院は繁忙期の時期です。この時期は1年の中で一番忙しい時期なので、診察中にお話をしたりお誘いをするのは避けたほうが良いでしょう。

・仕事への理解を
勤務時間外に呼び出されたり、入院管理のために夜勤があったり…ということもある獣医師。忙しい仕事への理解をしてもらえるかどうかは特に重要でしょう。

・話好きの人が多い?!
診療で毎日色々な患者さんと話している獣医師は、プライベートでもお話好きの人も。診療では聞く側になりますので、自分の話も聞いてほしい!と思っている獣医師も多いハズ。

まとめ

今回は獣医師の恋愛事情について解説しました。あなたの獣医師へのイメージと比べてどうだったでしょうか?人数が少なく情報が少ない獣医師ですが、ぜひこの記事を参考に気になる獣医師にアタックしてみてくださいね。

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